 ペパロニピッツァがネットに残した珠玉の名曲群の中からグルーヴィーでメロウなとっておきのエヴァーグリーンを詰め込んだ傑作blogが遂に登場! What is fleasoul?///BBS///Blogtopはココカラ///リンク集
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Hi-Five
Keep It Goin On
(August 11, 1992)
(2)Quality Time, (5)Little Bit Older Now, (7)Let's Get It Started (Keep It Goin' On)
(8)Video Girl
記念すべき、R.Kellyのプロデュース業の始まりはHi-Five。やっぱりボーイズ(?)グループへの思い入れがあるのだろうか。92年リリースの本作、(2)は12年近く過ぎた今聴いてもまるで廃れた感じがしないのは間違いなくKellyのソングライティングの能力によるものだろう。
このグループがKellyと同じJive Records(Zomba)に所属していた事がプロデュースのきっかけになったのだろうか。他にもレーベルメイトであるJoeがプロデュースした曲もあり、プロモーション次第では大化けしたのではないかと悔やまれるグループでもある。
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Winans
All Out
(August 24, 1993)
(4 )That Extra Mile
Winansといえば、ゴスペル界の大御所ファミリー。試聴のみだったが、別段ゴスペル風ではなく、この時期圧倒的な人気を誇っていたニュージャックスウィングな楽曲だった。
ジャケットを見てもまだまだブラックミュージック界の幕開けに近いと言う感じを受ける。
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Aaliyah
Age Ain't Nothing But A Number
(May 24, 1994)
このアルバムによってR.Kellyの名前が世間に知れ渡る事になった事実上の出世作だろう。
アルバムをトータルでプロデュースした上、ジャケットにまで写ってしまう始末。
このAaliyah嬢とは彼女が法律で許されていない年齢でKellyと結婚していた、などというゴシップの効果も少し関係ありそうだ。
音楽面では、ニュージャックを少し崩したスローテンポな所に、Isley BrothersやBobby Coldwellなどのソウルクラシックを巧みにサンプリング。90年代の空気を感じる事が出来る。
アルバムタイトルが「年齢なんてただの数字よ」って所が意味深。
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Changing Faces
Changing Faces
(August 23, 1994)
Aaliyahに続く女性アーティストのプロデュース。後に女性二人組「JS」をプロデュースする事になるが、Kellyは女性アーティストのプロデュースも男性と同じようにこなせている。
Kellyいわく、「プロデュースする時はそのアーティストになりきるんだ。そうするとどういう曲を作れば良いか自然にイメージが出てくる」とか。
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Michael Jackson
You Are Not Alone(Single)
(June 20, 1995)
Michael Jackson渾身のベストアルバム「HIStory」の新曲を集めたDisc2から。
この曲はBillboard Hot100のチャートで『史上初、初登場1位』の記録を持っています。
MichaelにとってもKellyにとっても代表曲となるほどの存在感を持っている。
Michaelはこの記録に気を良くしたのか、この後2回Kellyへプロデュースを依頼する事となる。
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Isley Brothers
Mission To Please You
(May 14, 1996)
(3)Let's Ley Together, (6)Mission To Please You
アイズレーファンを音楽を通して公言していたKellyが遂に本物と接触する事になった。
ソウルグループからR&Bグループへとシフトチェンジを試みようとしていたIsleyにとってKellyは必要な存在であったのだろう。
Kellyも尊敬するIsleyだからか、確実な場面で素晴らしい仕事をする。その成果か、このアルバムでIsley Brothersは見事に現役に復帰する事となる。師匠と弟子の見えざる信頼関係があるように思える。
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Notorius B.I.G.
Life After Death
(March 25, 1997)
Disc1 (5)#! *@ You Tonight
客演としてヴォーカル参加。曲調は正に「Bump 'N Grind」の世界。エレピの音が心地良い。
ただどのような経緯でBadBoyと連携する事になったのかが不思議。
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Mary J. Blige
Share My World
(April 22, 1997)
(8)It's On
Notorius B.I.G.への客演がきっかけとなったのか、Puff Daddyが育てていたHip Hop Soulの先駆者Mary J. Bligeとも共演している。この時期のMaryは、イザコザからPuff Daddyと決別していた。
この曲のプロデュースはKellyの手によるもの。
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Sparkle
Sparkle
(May 19, 1998)
AaliyahがKellyの元から去ってしまい意気消沈していた(かどうか知らないが)Kellyの元に新たに若い女性アーティストが現れた。
Sparkleのアルバムをまたトータルプロデュース。Kellyが立ち上げた自身のレーベル「Rockland」からリリース。その後Rocklandの話はあまり出てこなくなるが。
アルバム中にはMinnie Ripertonの名曲「Lovin' You」のカヴァーも。
ところがSparkleもこのアルバムのみでKellyの元を去る。Kellyの仕事のやり方が自分に合わなかったのが理由だとか。
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Janet Jackson
Janet. Remixed
(June 21, 1999)
(11)Anytime, Anyplace(R.Kelly Mix)
兄からの流れか、大御所Janetとも仕事をする。
プロデュース以外にもMix関連でもKellyは様々なアーティストと仕事をしている。
ただMixであるためか、Kellyの「らしさ」が程よく抑えられてしまっているような気がする。
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K-Ci & Jojo
It's Real
(June 22, 1999)
(9)Life
映画「LIFE」のサウンドトラックを総合プロデュースした際の楽曲。Kellyには珍しく、ダークな雰囲気が全体を覆っている。
サビでは「Life」という単語を連発。そのへんもKelly色といえば、そうなるか。
後半からの盛り上がりが前半部分のダークさと好対照。
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R.kelly Arichives Soundtracks 2
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(July 11, 2000)
(15)Just A Touch
2000年初のサウンドトラック参加作。アコースティックギターの音が響く良作。実は隠れた名作だと思う。
トラック的にも「TP-2.com」に近く、同じ時期に制作されたのは間違いないだろう。「I Wish」を少し明るくした感じの曲だが、プロデューサーはkellyのみがクレジット。やっぱりkellyは個人で制作する方が良い。
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(June 13, 2000)
(2)Bad Man, (3)Up And Outta Here
伝説のブラックスプロイテーション、「Shaft」のリメイク版に参加。
一曲目「Shaftのテーマ」の直後、2連続でkellyの楽曲と言う大抜擢振り。(2)Bad Manは、「TP-2」から更に新しいkellyへとシフトする片鱗が見える一曲。Shaftというリメイクに関連させたのか、70年代のソウルを意識したR&B。ストリングスの音がいい味付けになっている。現在のkellyのソウル回帰に一役買った楽曲である。
ただ、2000年当時は回顧が早すぎたのか、あまり話題にならなかった曲でもある。
続く(3)Up And Outta Hereも、フルートを使い明らかに「Shaft」をテーマに作り上げた曲であることが分かる。
この時点で「Chocolate Factory」の原型は出来上がっていたのではないだろうか。「Chocolate〜」に収録されていてもおかしくないような出来映えだ。
ただ、楽曲の盛り上げ方がまだ未知数のようで、今でこそ言えるわけだが、未発達な感じを受ける。
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 | The Fast and the Furious
Original Soundtrack
Uptown/Universal
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(June 05, 2001)
(6)Take My Time Tonight
「Shaft」でソウルへ移行するかのような動きを見せたケリーだが、また突然現行R&Bへと戻ってしまった。
つまり、「Shaft」の楽曲がkellyの中でも実験段階であった事がわかる。ただ、確実に何かしらの可能性を見つけたのも事実だろう。
このサウンドトラック仕事で知り合ったであろうラッパーJa Ruleとは、「Chocorate Facotry」の「Been Around」にて共演。更に今年中に発売予定のJaのアルバムにもkellyが参加するらしい。
「TP-2.com」の流れを引き継いだメロウなR&B曲になっている。後半のkellyのフェイクが少しスパイスガールズを思い出させるフレーズだったりする意外な事実も。(飽くまで個人的感想)
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(August 07, 2001)
「Space Jam」に続き、アニメーションのサウンドトラック参加作。題名が「I Believe」という事もあり、想像の域を超えない曲。もちろん、アヴェレイジは軽くクリアしている曲であるが、まあ、kellyの十八番であるところのゴスペルマナー。
逆に、ここまで素晴らしい曲を作られてしまうと、ずるいなあと思ってしまう。ずるい!
ドラムのフレーズが普段のkellyっぽくなく、マーチング調になっている部分に注目。このサウンドトラック自体も、注目度が低かったために意外と落とし穴的な感じになってしまっているので要注意。
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 | Ali [Original Soundtrack]
Original Soundtrack
Interscope
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(November 27, 2001)
(1) The World's Greatest, (3) Hold On
kelly久々となるヒットを生んだ(1)The World's Greatest。もはやゴスペルマナーとkellyは切り離せない関係のようである。だが、それはそれで素晴らしいものが生み出されている以上非難する部分ではない。
ALI自身が記者会見などで言葉遊びをしていたように、kellyも歌詞で巧い具合に言葉を操っている
反復的な歌詞がkellyの特徴でもある。(反復的に歌詞を繰り返す事はもちろんゴスペルの特徴でもある)
(3)Hold Onは、正にサウンドトラック向けと言うようなオーケストラを使った作品。重厚なティンパニーの音が良い。
この2曲で、kellyはメインストリームに復帰する事が出来た。だが、調度幼女淫行疑惑が起きたのもこの時期だったために、楽曲と本人の行動の不釣合いが賛否両論を呼び始めた。
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(May 27, 2003)
(5) Pick Up The Phone Ludacris, Tyrese
幼女淫行疑惑の流れを受け、悲しい事に2002年はサウンドトラックの仕事が無かった。久々のサウンドトラックは前作「Fast and the Furious」の続編。
「Chocorate Factory」が発売された後だったためか、今までの曲調とは異なり、アルバム曲の「Snake」的な中近東的、あるいはラガのような雰囲気を持つ異国情緒溢れる曲になっている。シンガーTyreseとラッパーLudacrisが参加している。
メロウではないkellyの曲が出てきたのが正にこの時期で、kellyの第二次ブームが始まったのもこの頃である。
良い意味でも悪い意味でも、「流行に乗った」曲だった。ギターの音がフラメンコを感じさせる。
名義としてはTyrese featuring R.kellyとなっている。
この頃kellyは「Pied Piper of R&B」を名乗り始めた。
*Pied Piperとは、物語「ハーメルンの笛吹き」の作中に登場する笛吹きの名前。街の子供たちは彼の笛の音色の虜になり、笛を吹く彼の後を行列してしまった。
(個人的に子供ってのが、危ないと思う。というか、むしろkellyは自分を皮肉っているのかもしれない)
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R.kelly Archives More
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 | A Thin Line Between Love & Hate: Music From The Motion Picture Original Soundtrack Warner Brothers
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(February 13, 1996)
(4)Freak Tonight
初期kellyのサントラ参加作。このサントラ自体が伝説のグループ「Zapp & Roger」へのオマージュ的な楽曲が多くなっているが、kellyの楽曲はそういった括りにはなっていないようだ。曲調はもちろん96年当時のkellyそのもの。
ただ、ベースがブリブリで、サウンドトラックである事を少し意識している感じがある。kellyにしてはなかなか珍しい曲だ。
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 | Space Jam: Music From And Inspired By The Motion Picture Original Soundtrack Warner Sunset/Atlantic
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(November 12, 1996)
(4)I Believe I Can Fly
ご存知、kellyをグラミー賞に導いた名曲。ただ世界中で流れすぎたせいか、食傷気味でもあるか。
この曲の影響が強すぎるため、これ以後kellyがゴスペルマナーの曲を作ると、必ずと言っていいほどI Believe 〜が引き合いに出される。
96年当時、Michael Jacksonに提供した「You Are Not Alone」も大ヒット、曲調も似通っていた。ゴスペル方向に可能性を見出したkellyがいたのは間違いないだろう。90年代を象徴すると言うわけではないが、いつまでも語り継がれる曲である。
映画自体は子供向け過ぎてオススメはできない。
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(June 10, 1997)
(3)Gotham City
続く97年、映画「バットマン&ロビン」のサウンドトラックに提供。どのような流れで突然バットマンの映画に関わったのかはわからないが、バットマンのいる街、ゴッサムシティに捧げる歌。もちろん曲名から分かるとおり、映画のための書き下ろし。
この曲は「R.」にも収録。96年の「I Believe I Can Fly」のヒットのせいか、この曲もゴスペルマナー。
サウンドトラックに収録されるぐらいだから、決して駄作ではないのだが、どうしても二番煎じに聴こえてしまうのはしょうがないことなのか。
取り立てて名曲でもなく感じてしまうのはきっと「I Believe 〜」のクオリティが高すぎるからだろう。
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 | Life: Music Inspired By The Motion Picture Original Soundtrack Interscope
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(March 16, 1999)
エディ・マーフィとマーティン・ローレンス主演のヒューマンコメディ映画のサウンドトラック。99年の発売という事で、「TP-2.com」以前の楽曲と言う事になるが、実際聴いてみると、「TP-2」よりもメロウでブルージィな面が見られる。
ところが、このサントラにはkellyの曲は一つもない。アルバムの総合プロデューサーとして名を連ねているに留まっている。
そんな中で(2)It's Like Everydayでは、西海岸で評価の高いコンポーザーDJ QUIKとの共演を果たす。この曲はkellyがfeaturingとして参加。かなりQUIKとのメロウな部分が相乗効果として表れていて良い。更に、(4)Fortunate はkellyがMaxwellを初プロデュース。甘美なファルセットのMaxwellと、セックスシンボルとして名高い(?)kellyとの融合は、言葉では表現出来ない美しさだった。が、完璧主義者のMaxwellは自身のアルバムにこの曲の収録を拒否している。ので、この名曲は、サントラ盤、もしくはMaxwellのシングルでしか聴く事が出来ない曰く付きの一曲となった。サントラ全体のプロデュースをkellyが手がけた為、(13)Speechless Isley Brothersや、Sparkleといった所縁のアーティストが参加していた。
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(July 13, 1999)
(7)It's All Good
99年発売のサウンドトラック「The Woods」から。
Trackmastersとの共同プロデュースによる曲。kellyにしては珍しく、サンプリングソース有り。
Spoonin Geeの「Spoonin' Rap」という曲で、ラップが曲中にも導入。映画の題材が、幼馴染の結婚式に関するコメディドラマという事からか、80年代回帰のサンプリングソースなのかもしれない。
この頃のKellyにしてはありえないほど純粋に明るい、オールドスクール調の曲。
それもこれもTrackmastersの影響だろうか。
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 | In Too Deep: Music From The Dimension Motion Picture IN TOO DEEP / O.S.T. Sony/Columbia
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(August 17, 1999)
(4)UseTo Me Spending
イントロで早くも「Trackmasters」の台詞が飛び出す。共同プロデュースはTrackmasters。
珍しくJazzを基調に持ってきているのが面白い。エレピの音が心地良く、kellyのメロウな部分を薄めたためか、聴きやすい楽曲に仕上がっている。
この後、Trackmastersはkellyのアルバム「TP-2.com」でも活躍する事になる。
この曲がkelly90年代最後のサウンドトラック仕事の締めくくりとなった。
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R.kelly Archives 00's Solo Works
( )内はオリジナルリリース日
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(November 7, 2000)
こう見ると、Kellyのアルバムのリリース時期が、圧倒的に11月が多い事に気が付く。この作品を含め、4作品連続で11月にリリースされている。4作品と言えば、kellyの作品のほぼ全部にあたると言える。
確かにこれまでのkellyの音楽スタイルはメロウなR&Bなので、夏と言うよりは秋、冬に向いていると言えなくもない。曲調などの理由だけでリリース時期をレーベル側が決定しているとはもちろん考えられないが。
とにかく、00年代初のアルバムは、2作目「12Play」の題名を受け継いで「Twelve Play-2.com」としている。が、楽曲の雰囲気はまるで異なるほどに現代R&Bにアップデートされている。
ところが、そんな努力が裏目に出たのか、このアルバムを評価しない人も多い。(12)I Wishのようなストリートの代弁やR&Bの「B」が持つブルージィな面を巧く出していると私は思うのだが。確かに「I Believe〜」の二番煎じな(19)Storm Is Over Nowが鼻に付く。過去の作品に比べてkellyが内省的になりすぎたのが受け入れにくい部分なのかもしれない。
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 | The Best of Both Worlds
R. Kelly & Jay-Z
Universal
このアイテムの詳細を見る | (March 19, 2002)
R.kellyとしてはイレギュラーな作品かもしれないが、紛れもなく彼の名前がクレジットされたアルバムであるので、ここに入れる。
前々作「R.」や前作「TP-2.com」での競演で急接近したラッパーのJay-Z。彼がヒップホップ界の「ベスト」を名乗り、kellyがR&B界のベストを名乗って作り上げたアルバム。なかなか画期的な企画ではあったが、このアルバムのプロモーションを始めた直後にkellyが幼女との淫行疑惑が浮上し、遂には身柄を拘束される事態に陥ってしまった。ここで彼の容疑を晴らす、または擁護するつもりはない。アーティストとしてのkellyとプライベートは全くの別物であると考えたい。
アルバムの内容としては、大半の曲でJay-Zとkellyが文字通り絡み合っており、なかなか構成的にも聴き応えは十分である。
kellyがピアノのみをバックに歌う(7)Naked は、ソロ曲と言っても良いだろう。素晴らしい出来で、次回作の片鱗も見せつつあるが、インタールード的な短さであるのがもったいないように思う。
何事にも、タイミングと言うものは大事である。
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(February 17, 2003)
kellyのシンガーとしての経歴の中で、最も優れたアルバム。2003年の初頭に発売され、直後には2003年を代表するアルバムとして認められた。昨年のR.kellyブームがこのアルバムが導火線になっていた事は間違いないだろう。
数々のプロデュース、客演をこなした2003年。彼にとって裁判や尋問が生活を大きく揺さぶっていたに違いない。
そんな中で、ネットでリークされながらも新曲を含むアルバム+リークされた曲を2枚組でリリースしたkellyの心意気を認めたい。
(2)Step In The Name Of Love, (8)Dream Girl, (9)Ignition, (10)Ignition remixと名曲を挙げればアルバム殆どになってしまう。正に「怪物アルバム」だ。
ジャケットが多少胡散臭いが、その辺はご愛嬌。発売日がバレンタインデー直後であった事を考慮したのだろうか?(アルバムタイトルといい)
疑惑や音楽的にも下降しかけていたkellyをあらゆる意味で救ったのは、結局のところkelly本人の才能だったのかもしれない。
このアルバムから、kellyの第二次ブームが始まる。
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 | The R. in R&B Collection, Vol. 1 [Bonus CD]
R. Kelly
Jive
このアイテムの詳細を見る | (September 23, 2003)
勢いづいていたkellyが初めてリリースしたベスト盤。初回盤には、過去の曲のリミックスを5曲収録したボーナスディスクが付いていた。
実際、過去リリースされたアルバムから、満遍なく選曲が施されているため、初期のkellyファンも納得できるものになっている。
更にこのベスト盤には新曲を3曲収録。(9)Thoia Thoing, (10)Touched A Dream, (13)Ghetto Religion。
PVがジャポニズム過多で個性的過ぎたThoia Thoing、Wyclef Jeanと競演したGhetto Religionもなかなかの佳作であった。
この作品とは別に、PVを集めたDVDもほぼ同時に発売。そちらにはまた別の曲のリミックスがボーナスディスクとして付いていた。
ファン心理をくすぐるのがなかなか上手い。
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R.Kelly Archives 90's Solo Works
( )内はオリジナルリリース日
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 | Born into the 90`s R Kelly & Public Announcement Jive
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(January 14, 1992)
完全R.kelly単体のアルバムではないが、記念すべきデビュー作。まだまだニュージャックスウィングの匂いが残る90年代のブラックミュージックである。声こそR.kellyであるものの、節回しやフェイク等まだまだ先人アーティストを超えている感じはない。後に、R.kelly抜きのPublic Announcementがアルバムを出すも、不発。
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(November 9, 1993)
記念すべき、R.kelly単独名義でのセカンドアルバム。実質このアルバムwをファーストと見ても良いのではないかと思う。邦題が「愛の12プレイ」という所から分かる通り、当時日本人の間では「エロスの伝道師」としてしか認識されていなかった。確かにこのアルバムのコンセプトが「Sex」であった事が影響を及ぼしているとは思うが、90年代の日本人になかなか受け入れられなかったのも仕方あるまい。まだまだニュージャックスウィング色は抜けないものの、R.kellyらしさが見られる。今聴くと初々しくて、逆に新鮮味がある。
(10)Sadie はThe Spinnersの秀逸カヴァー。
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R.kelly / R.kelly
(November 14, 1995)
前作から二年、遂にセルフタイトルをアルバム名に。それはKellyのこのアルバムに対する自信の表れとも受け取れるが、実際にそれがリスナーの耳にまで届いたかは疑問だ。
もちろん、佳曲も多く、決して捨てアルバムというわけではないが、大ヒットと言う結果でもなかったように思う。常にアイズレーファンの片鱗を見せていたKellyが、遂に(8)Down Low (Nobody Has to Know) で Ernie Isleyと共演。念願叶ったと言う感じだろうか。そしてここから、アイズレー勢との親交が始まる訳でもある。
Down Lowはこのアルバムを代表するヒット曲となる。他にも(4)You Remind Me of Something のフレージングは最近作でも未だに使う程Kellyはお気に入りのようだ。
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(November 10, 1998)
90年代のkellyを締めくくる大作、二枚組。アルバム発表前に、NBAスーパースター主演映画「Space Jam」へ提供した楽曲「I Believe I Can Fly」が、超の付く特大ヒットとなった影響がありこのアルバムが二枚組になったという噂もある。
シカゴ出身で、本人もバスケットプレイヤーを目指していた時期もあったkellyだけに、シカゴ・ブルズのマイケル・ジョーダン主演の映画に曲を歓喜だったはずが、更にグラミーまで受賞と言うオマケ(?)が付けば、両手放しで喜ぶしかない。
このジャケットのシルエットは、セカンドアルバム12Playから引用。アルバムの内容としては、素晴らしい出来である。しかし二枚組、HIP HOPの台頭によるR&Bの弱体化が進んでいた90年代後半であった為、いささか聴きづらいアルバムである。このアルバムをkellyの代表作として挙げるわけにはいかない。
Cam'Ron, Noreaga, Jay-Z, Nas, Foxy Brown, Keith Murrayと言った今でこそ豪華と呼べるラッパーが参加し過ぎたのも、このアルバムをダメにした要因なのかも知れない。
個人的に(15) If I Could Turn Back the Hands of Time が最高の出来映えだと思うのだが。
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